HTMLの要素に関する制約。
- コードを全面的に刷新した後継作・しらぎくモバイルシステム VIが公開されました。
今後、新規にモバイルサイトを構築される方には、しらぎくモバイルシステム VIのご利用を強く推奨いたします。
- しらぎくモバイルシステム VIは従来のしらぎくモバイルシステムとの互換性はありません。
- このため、制作者は当面従来のしらぎくモバイルシステムについても、適宜アップデートを続けていく予定です。
- PC向けに書かれたフル規格のHTML文書に対しては、しらぎくモバイルシステムFULL(開発名・HOMAKI & NAKAMA)をご利用ください。
- 利用出来るサーヴァが限られておりますが、絵文字の変換さえ出来れば良いと言う方には、ドコモ端末の絵文字を変換するだけのスクリプト・しらぎく絵文字変換スクリプトもお勧めしております。
しらぎくモバイルシステムには、HTMLの要素の処理に制約があります。
これらの制約はしらぎくモバイルシステムによるものだけでなく、端末側の制約によるものもあります。
CSS関連要素・属性。
WAP 2.0端末以外では全て無効となります。
WAP 2.0端末では以下のようになります。
<link rel="stylesheet">要素は無効となります(設定ファイルで指定されたプロパティシートへのリンクを変換後のHTML文書に書き足して、外部CSSファイルをリンクします)。- <style>要素において、media属性があり且つmedia属性値に"handheld"値が含まれていない場合は無効となります。
- style属性は有効となりますが、物理要素・属性からstyle属性への読替えが発生した場合は、既存のstyle属性値が上書きされる場合があります。
- class属性及びid属性は全て有効となります。
<font>要素などの物理要素。(平成18年 3月 8日 更新)
WAP 1.0及びH"リンク以外での扱い。
物理要素・属性が使えないWAP 1.0及び表現に制約が多いH"リンク以外では、以下の要素が有効となります。
- 全端末で有効
- <font>要素(color属性及びsize属性), <body>要素の表示色属性, <blink>要素, <marquee>要素, <br>要素, <hr>要素, <center>要素及び<h○>要素などのalign属性。
- <font>要素のsize属性はソフトバンクの非パケット機では無効です。
- iモード及びWAP 2.0で有効
- <big>要素, <small>要素
- 但しいずれもiモードでは正式な仕様に無いため、効果は端末依存となります。
- ソフトバンク及びWAP 2.0で有効
- <u>要素, <i>要素及び<b>要素。
- <i>要素及び<b>要素はソフトバンクではパケット機のみ有効です。
- WAP 2.0でのみ有効
- <strike>/<s>要素。
基本的にWAP 2.0端末に対しては、物理要素・属性は全てインラインスタイルシートに変換されます(<big>要素, <small>要素, <i>要素及び<b>要素を除く)。
- <body>要素に表示色に関連した属性がある場合は、<style>要素に置換されます。但し、設定ファイルでプロパティシートへのリンクを指定している場合は、変換されて生じた<style>要素は出力されません。
- <font>要素のsize属性及びcolor属性、<div>要素などのalign属性などもstyle属性に置換されます。
特に<center>要素は<div style="text-align: center; ">要素に置換されます。
- <font>要素のsize属性は値に対応するパーセンテージに変換されます。
絶対指定の場合(属性値に「
+」「-」が付かない)は仕様に従い「3」を「100%」とし、 1から 7まで有効とします。相対指定の場合(属性値に「
+」「-」が付く)は-7から+7までを認識します( 0は除く)。- 尚、CSSでの比率指定は上位要素のフォントサイズを基準にしたものです。
- <font>要素のsize属性は値に対応するパーセンテージに変換されます。
- また、<blink>要素は<span style="text-decoration: blink; ">要素に、<marquee>要素はWAP 2.0では<div style="display: -wap-marquee; -wap-marquee-loop: infinite; ">要素に(WAP 2.0端末ではこのスタイル指定で文字がスクロールします)変換されます。PCなどでは<marquee>要素のままとなり、対応しているブラウザでのみスクロールします。
WAP 1.0での扱い。
WAP 1.0では、以下の要素が有効となります。
- <i>要素, <b>要素, <u>要素, <big>要素, <small>要素, <marquee>要素, <br>要素, <hr>要素, <center>要素及び<h○>要素などのalign属性。
- 但し、<u>要素, <big>要素及び<small>要素は日本国内の端末では無効になります(エラーにはなりません)。
その他の物理要素は無効となります。
テーブル内での制約事項。
- ソフトバンクの初期端末(非パケット・ステーション非対応)では、<table>関連要素にbgcolor属性が使えません。このため、<table>要素内の<font>要素はテキストを読めなくする危険があるため、自動的に削除されるようになっております。
- 初期端末以外ではこの措置はありません。
- その他テーブルを直接扱えない端末でも、<table>要素内の<font>要素は全て無効となります。
<body>要素の背景画像属性(background属性)。
以下の端末でのみ有効となります。
- iモードの902i以降(iモードHTML 6.0以降対応機種)
- ソフトバンクのパケット端末(初期のものを除く)
- WAP 2.0端末
背景画像をお使いになる際にご注意願いたい事。
一部のWAP 2.0端末での実装上の不具合について。
WAP 2.0端末でサイト外の画像を背景に利用する際、URLに「;」または「&」が含まれていると正常に表示出来ない端末があります。
- この場合、背景画像だけでなく、他の表示スタイルにも影響が出る可能性もあります。
- この不具合があるため、サイト内部の画像を呼出す場合には処理の際に問題が起こらないようにしております。
<em>要素などの論理インライン要素。
WAP 2.0での扱い。
WAP 2.0では、以下の要素が有効になります。
- <abbr>要素
- <acronym>要素
- <cite>要素
- <code>要素
- <var>要素
- <kbd>要素
- <q>要素
- <samp>要素
- <span>要素
- <em>要素
- <strong>要素
WAP 2.0ではこれらの要素のタグを特に変化させません。
スタイルは外部CSSプロパティシートに任せております。
WAP 1.0での扱い。
WAP 1.0では、以下の要素が有効になります。
- <cite>要素
- <var>要素
- <q>要素
- <em>要素
- <strong>要素
- <em>要素, <q>要素, <cite>要素及び<var>要素
- <i>要素に変換されます。
- <strong>要素
- <b>要素に変換されます。
<blockquote>要素。
<blockquote>要素の前後には、全端末で自動的に「以下引用」「引用ここまで」の表示が行なわれます。
また、<blockquote>要素にtitle属性が附与されている場合は、当該要素の前の表示は「<cite>○○</cite>より引用」に前変換されます。
また、ソフトバンク在来機, WAP 1.0及びH"リンクでは、引用部分の行頭に自動的に「>」が附与され、引用部分である事が分かり易くなります。
<meta>要素。(平成19年 4月22日 更新)
非携帯端末に対しては、<meta name="description">要素が有効になります。
携帯端末では無視されます。
検索エンジンへの指示。(平成18年12月24日)
検索エンジンに対して、<meta name="robots">要素でインデックス登録及びリンク追跡の可否を指示する事が出来ます。
- この場合、必ず"NOARCHIVE"(表示用キャッシュへの登録禁止)が追加されます。表示用キャッシュへの登録許可は出来ませんのでご注意下さい。
例えば、<meta name="robots" content="INDEX, FOLLOW">と記述した場合、インデックス登録もリンク追跡も許可する事となります(デフォルト)。
自動ページ移動。(平成17年12月 5日)
第3.704版(平成17年12月 5日)以降では、<meta>要素にhttp-equiv="location"属性を与えると、content属性値で指定されたアドレスに自動的に移転します。
<meta http-equiv="refresh">要素も使えますが、モバイル端末では一定時間経ってリフレッシュする事は端末の機能上不可能であるため、待ち時間(content属性値の冒頭につける数字)は無視されます。- H"リンクにはリダイレクトの機能が無いため、移転告知ページが表示されます(送信すると移転先が表示されます)。また、WAP 1.0では自動的に移転するWMLデッキが出力されます。
(平成18年10月 3日削除、自動ページ移動の取扱いをご覧下さい。)この機能による移転では、一部の携帯端末を除いてHTTPステータスコードとして301(恒久的な移転)を返します。- 認証機能と併用している場合は、認証後に移動します。
特定のページだけを移転させたい場合に、移転前のアドレスのページにお使い下さい。
書式は以下の通りです。
<meta http-equiv="location" content="移転先アドレス"><meta http-equiv="location" href="移転先アドレス"><meta http-equiv="refresh" content="0;URL=移転先アドレス">
<meta http-equiv="location">要素の場合は、content属性の代わりにhref属性を用いても構いません(<meta http-equiv="refresh">要素ではhref属性を用いると無効になります)。- どちらの書式も、
移転先アドレス
が空の場合及び自分自身を示している場合は無視されます。 - content属性値で示されるアドレスは相対でも絶対でも構いません。但し相対アドレスで記述して、且つ<base>要素も記述する場合は
<meta http-equiv="location">要素または<meta http-equiv="refresh">要素は<base>要素の後に記述して下さい。 <meta http-equiv="location">要素または<meta http-equiv="refresh">要素が記述されたページは表示されません。従いまして、<meta http-equiv="location">要素または<meta http-equiv="refresh">要素を記述した場合、他の要素を記述しても意味はありません(<meta http-equiv="location">要素または<meta http-equiv="refresh">要素前の<base>要素を除く)。<meta http-equiv="location">要素または<meta http-equiv="refresh">要素の記述が間違っている場合、リダイレクトが行われませんのでご注意下さい(この場合、何も書かれていないページが表示される事になります)。尚、content属性値で書かれるアドレス以外は、半角であれば大文字小文字は問いません。<meta http-equiv="location">要素または<meta http-equiv="refresh">要素を複数記述した場合は、一番初めに有効となる要素に従います。
自動ページ移動の取扱い。(平成18年10月 3日)
iモード及びWAP 2.0に於いて、自動ページ移動の扱いについて以下のように定めました。
- HTTP ステータスコード 301(恒久的な移動)を与える場合
<meta http-equiv="location">要素または<meta http-equiv="refresh">要素で待ち時間を0にしている場合。- HTTP ステータスコード 302(一時的な移動)を与える場合
<meta http-equiv="refresh">で時間を1以上にしている場合。- 尚、携帯電話ではリフレッシュは機能しないため、秒数に拘らず即時移動となります。
この扱いの違いは、実機よりも検索エンジンへの扱いに対して意味を持つでしょう。
- ページを完全に移転させた場合は、移転前のページをクロールした際にHTTP ステータスコード 301(恒久的な移動)が返される事に依り移転先にURIが変更されたと認識するでしょう。
- ページを何かの都合で一時的に移転させる場合は、移転前のページをクロールした際にHTTP ステータスコード 302(一時的な移動)が返される事に依り、今回の移転が一時的なものと認識するでしょう。
端末キャッシュの取扱い。(平成19年 4月22日)
キャッシングをサポートしている端末であれば、<meta>要素でキャッシュの寿命を指定する事が出来ます。
目次など頻繁に開かれ得るページに対してキャッシュの寿命を適切な長い時間を指定する事で、キャッシング対応端末であればリクエストが指定された秒数の間は当該ページでのサーヴァへのアクセスが省略され、サーヴァへの負荷軽減やサーヴァの転送量を節約する事が出来ます。
- 但し、iモードなど対応していない端末もあります。
- また、これとは別にコンテンツ配信時には更新日時も送出するようになっております。
認識される書式は、以下の三つです。
<meta http-equiv="cache-control" content="max-age=キャッシュの寿命秒数"><meta http-equiv="cache-control" content="no-cache"><meta http-equiv="pragma" content="no-cache">
- 二番目と三番目はキャッシュを行って欲しくない場合にいずれかを指定します。
複数指定した場合は、後方の指定に従います。
- デフォルトではキャッシュ寿命は
- 第4.3007版(平成19年 4月22日)以降
- 設定ファイル KConfig.pl内の$cache_ttlで指定された値
- 第4.3006版(平成19年 4月21日)以前
- 0秒
となります。
<link>要素。(平成19年 1月 3日 更新)
非携帯端末に対しては、<link>要素で関連ページへのリンクを生成出来ます。
また、WAP 2.0端末へもモバイルコンテンツの関連ページへの<link>要素を出力します。(平成19年 1月 3日)
- 現状、WAP 2.0端末で<link>要素でのリンクをサポートする端末はありませんが、将来ボタン一つで<link>要素の一覧をポップアップさせてそこから関連ページへジャンプ出来るような機能が提供されるかも知れません(これは<link>要素の仕様から想定出来る実装の一例です)。その様な場合に有効になるでしょう。
表示コンテンツの非携帯端末向けヴァージョン。
<link rel="alternate" media="screen">要素で指定します。
実際に指定出来るのは一つだけです。複数指定した場合、二つ目以降は非携帯端末向けコンテンツの関連ページとして扱われます。
この情報はPCにのみ配信されます。
モバイルコンテンツの関連ページ。(平成19年 1月 3日)
<link media="handheld">要素で指定します。
複数指定も出来ます。複数指定した場合、HTML文書内の順序に従って並べられます。
PCだけでなく、WAP 2.0端末にもこの記述が出力されます。(平成19年 1月 3日)
非携帯端末向けコンテンツの関連ページ。
<link media="screen">要素で指定します。
複数指定も出来ます。複数指定した場合、HTML文書内の順序に従って並べられます。
また、rel="alternate"属性を持つ、一番目の<link media="screen">要素は表示コンテンツの非携帯端末向けヴァージョンとして扱われます。
この情報はPCにのみ配信されます。