しらぎくモバイルシステムが画像以外に取扱えるメディア。
- コードを全面的に刷新した後継作・しらぎくモバイルシステム VIが公開されました。
今後、新規にモバイルサイトを構築される方には、しらぎくモバイルシステム VIのご利用を強く推奨いたします。
- しらぎくモバイルシステム VIは従来のしらぎくモバイルシステムとの互換性はありません。
- このため、制作者は当面従来のしらぎくモバイルシステムについても、適宜アップデートを続けていく予定です。
- PC向けに書かれたフル規格のHTML文書に対しては、しらぎくモバイルシステムFULL(開発名・HOMAKI & NAKAMA)をご利用ください。
- 利用出来るサーヴァが限られておりますが、絵文字の変換さえ出来れば良いと言う方には、ドコモ端末の絵文字を変換するだけのスクリプト・しらぎく絵文字変換スクリプトもお勧めしております。
しらぎくモバイルシステムで利用出来る画像以外のメディアについて解説します。
フラッシュの扱いについて。
第3.190版(平成17年 9月11日)から、PC及びフラッシュ対応実機に対して、インライン表示のフラッシュを扱えるようになりました。
加えて、第3.750版(平成18年 4月11日)から、iモード準拠のインタラクティヴ表示のフラッシュを扱えるようになりました。
- インタラクティヴ表示のフラッシュは、キャリアによってHTMLの記述が大きく異なりますが、現時点ではiモード方式のもののみをサポートします。
フラッシュを埋め込むための記述方法。
しらぎくモバイルシステムが取扱うHTML文書にフラッシュを埋め込む場合、携帯端末向けの<object>要素またはPC向けの<embed>要素のいずれでも記述出来ます。
ご利用に関して以下の点にご留意下さい。
- 以下の端末を対応端末と判定します。
- iモードの505シリーズ以降, 900シリーズ以降, 700シリーズ以降及び850番台以降。
- WAP 2.0端末で、HTTP要求ヘッダのacceptフィールドに「application/x-shockwave-flash」を含むもの(KDDIの端末はこれに該当します)。
- ソフトバンクの次世代機(V801を除く)
- ソニーエリクソン製のSEMC ブラウザ 4.1以降搭載機種
- 端末が対応出来るフラッシュはフラッシュ・ライト(マクロメディア・フラッシュ 4のサブセット)です。従ってPC向けのフラッシュに較べて制限があるものの、PCでの表示にも支障はありません。
- インライン表示ではダイヤルボタンなどの入力を処理する事が出来ませんので、ご注意下さい。
- 端末が扱える容量は機種によって異なります。iモード端末ではHTML文書を入れて20キロバイト以内となり、これが一番小さいと思われます。
- WAP 2.0端末では<img>要素でフラッシュを埋め込めますが、しらぎくモバイルシステムでは<img>要素に依るフラッシュの埋め込みはサポートされません。必ず<object>要素か<embed>要素で記述して下さい。
- フラッシュ非対応端末に関しては、以下の要領で代替コンテンツ(テキスト・静止画像など)を用意出来ます。
- <object>要素で記述する場合
- <param>要素を除く<object>要素の内容が代替コンテンツとなります。
- <embed>要素で記述する場合
- <noembed>要素に代替コンテンツを記述します。
- しらぎくモバイルシステムでは、<embed>は空要素(HTMLでは終了タグが存在しない要素)と見なします。従いまして、終了タグを記述しても無効となります。
- インターネットエクスプローラでは、フラッシュの表示の際に<object>要素でアクティヴ Xを起動しますが、この<object>要素タグの記述は携帯端末では対応出来ません。
従って、この記述を用いた<object>要素は無視され、内部に記述された<embed>要素を処理対象とします。
尚、しらぎくモバイルシステムでは、フラッシュを埋め込む<object>要素においては以下の属性の記述を必須とします。
- 「
type="application/x-shockwave-flash"」属性 - この属性でフラッシュと判断します。
この属性を与えられた場合、
- フラッシュ非対応環境には当該要素内容をそのまま配信し、
- 対応環境には<param>要素以外の内容を全て削除します。
- data属性
- この属性が無い場合、フラッシュ対応環境に対しては当該<object>要素を配信しません。
- 逆にフラッシュ非対応環境のみに有効なコンテンツを記述するために、わざとdata属性を書かない<object>要素の内容とする事も出来ます。
- width属性
- height属性
- インライン表示では必須となります。
- 「
インタラクティヴ表示のフラッシュ。
第3.750版(平成18年 4月11日)から、従来のインライン表示のフラッシュに加えてiモード準拠のインタラクティヴ表示のフラッシュを扱えるようになりました。
この場合、以下のように記述します。
<object>要素を用いた記述(推奨)。
記述が複雑になりますが、<object>要素を用いた記述を推奨します。
具体的には、<object>要素でインタラクティヴ表示させたいフラッシュを設定し、<a>要素の特別な属性で当該フラッシュを表示させるアンカーを生成します。
このためには、以下のように記述して下さい。
- <object>要素
- <object>要素には必ず以下の属性を附記して下さい。
type="application/x-shockwave-flash"属性- 記述が無い場合は<object>要素を無効とします。
declare属性- 属性値のみの記述で有効です。
この属性の記述が無い場合は、自動的にインライン表示と認識します。
id属性- 記述が無い場合は、インタラクティヴ表示をさせる事が出来ません。
また、<object>要素内には、フラッシュが使えない端末向けのコンテンツを記述する事が出来ます。
この記述は、フラッシュ対応端末では出力されません。
- <a>要素
- インタラクティヴ表示が指定されている(すなわちdeclare属性がついている<object>要素で指定されたフラッシュ)フラッシュは<a>要素によるリンクによって開かれます。
フラッシュを開くための<a>要素は以下の属性を用います。
- iswf属性
- 属性値としては、「
#」に続けて表示させたいフラッシュを指定した<object>要素内のid属性値です。この属性が無い場合、普通の<a>要素リンクと見なされます。
- href属性
- この属性で、フラッシュに対応していない端末での代替ページを指定します。
必須ではありませんが、この属性が無い場合、フラッシュ非対応端末では当該<a>要素の内容とも削除されます(すなわち、href属性が無い場合、フラッシュ対応環境でしか表示されなくなります)。
- この方法でフラッシュをリンクした場合、当該<object>要素内の<param>要素で表示に関するパラメータを指定する事が可能になります。
- また、フラッシュ非対応環境への配慮が容易になります。
直接フラッシュへリンクする。
<a>要素のhref属性で直接フラッシュを参照する事で、インタラクティヴに表示させる事も可能です。
但しその場合、フラッシュに対応していない環境でもアンカーとしては有効になってしまいます。
このため、しらぎくモバイルシステムでは標準準拠の判別属性をサポートしております。
具体的には、フラッシュへリンクする<a>要素に対して、以下のように「type="application/x-shockwave-flash"」属性を附与する事で、フラッシュに対応していない環境では当該要素を非表示にします。
<a type="application/x-shockwave-flash" href="Sample.swf">アンカー文字列</a>
- しらぎくモバイルシステムでは、「
type="application/x-shockwave-flash"」属性でフラッシュ関連の要素と判断し、非対応環境では要素の内容が有効であるものとします。 - 更に当該<object>要素にdata属性が無い場合はフラッシュ対応環境には無効とします。
具体的には、以下のように記述します。
<object type="application/x-shockwave-flash">(フラッシュ非対応環境でのみ有効なコンテンツ)</object>
インタラクティヴ表示フラッシュの代替コンテンツ。(平成19年 2月18日)
インタラクティヴ表示フラッシュの代替コンテンツとして、HTMLで記述したコンテンツを用意する場合、当該コンテンツの冒頭に<!-- noflash -->宣言を記述する事で、フラッシュに対応する環境では指定されたフラッシュにリダイレクト出来るようになります。
この場合、他のHTML文書からはこの代替コンテンツにリンクするようにするだけで、当該コンテンツにアクセスした際にフラッシュ対応か否かを判断してフラッシュか当該コンテンツかを振り分けるようになります。
例えば、フラッシュのURIがhttp://www.uso800.uso/flash/sample.swfならば、代替コンテンツには以下のように<!-- noflash -->宣言を記述します。
<!-- noflash www.uso800.uso/flash/sample.swf -->
フラッシュ埋め込みの記述例。
実際に、しらぎくモバイルシステム向けの文書でフラッシュを埋め込む場合について具体例を挙げておきます。
インライン表示を実現するための記述例。
- フラッシュに対応している環境ではフラッシュ「Example.swf」を、非対応環境にはページ内にGIF画像「Example.GIF」を端末に合わせて表示させる場合。
-
<div><object type="application/x-shockwave-flash" data="Example.swf"><img alt="" src="Example.GIF"></object></div>
インタラクティヴ表示を実現するための記述例。
インタラクティヴ表示を実現する場合には、自動振分を可能にした代替HTMLコンテンツを用意してそれにリンクするのが最も簡単な方法ですが、以下のようにする事も出来ます。
- フラッシュに対応している環境ではインタラクティヴフラッシュ「Example.swf」を、非対応環境にはページ内にGIF画像「Example.GIF」を端末に合わせて表示させる場合。
-
<div><object declare id="Flash1" type="application/x-shockwave-flash" data="Example.swf"><img alt="" src="Example.GIF"></object><a iswf="#Flash1">サンプル</a></div><div><a type="application/x-shockwave-flash" href="Sample.swf">サンプル</a><noembed><img alt="" src="Example.GIF"></noembed></div>この場合、フラッシュ非対応環境では「サンプル」と言うアンカーは表示さえされません。
- フラッシュに対応している環境ではインタラクティヴフラッシュ「Example.swf」を、非対応環境にはGIF画像「Example.GIF」を同じアンカーで表示させる場合。
-
<div><object declare id="Flash1" type="application/x-shockwave-flash" data="Example.swf"></object><a iswf="#Flash1" href="Example.GIF">サンプル</a></div><div><a type="application/x-shockwave-flash" href="Example.swf">サンプル</a><noembed><a href="Example.GIF">サンプル</a></noembed></div>この場合、フラッシュの対応に拘らず「サンプル」と言うアンカーが表示されますが、
- フラッシュ対応環境では「Example.swf」がインタラクティヴ表示され
- フラッシュ非対応環境では「Example.GIF」が表示される
アンカーとなります。
- フラッシュに対応している環境ではインタラクティヴフラッシュ「Example.swf」を、非対応環境にはGIF画像「Example.GIF」を異なるアンカーで表示させる場合。
-
<div><object declare id="Flash1" type="application/x-shockwave-flash" data="Example.swf"><a href="Example.GIF">サンプル(静止画像)</a></object><a iswf="#Flash1">サンプル(フラッシュ)</a></div><div><a type="application/x-shockwave-flash" href="Example.swf">サンプル(フラッシュ)</a><noembed><a href="Example.GIF">サンプル(静止画像)</a></noembed></div>この場合、
- フラッシュ対応環境では「サンプル(フラッシュ)」と言うアンカーが
- フラッシュ非対応環境では「サンプル(静止画像)」と言うアンカーが
それぞれ表示されます。
その他のiモード独自メディアの扱いについて。(平成18年12月17日)
その他のiモード独自メディアについては、以下のものをサポートしております。
- iアプリ
- iモーション
- その他、HTML文書中に<object>要素で記述出来るもの
これらの独自メディアに関しては、<object>要素にdeclare属性, id属性, メディアごとに指定された値のtype属性で実体を宣言した後で、<a>要素にて当該要素にリンク出来ます。
- <a>要素には、iモードの仕様通りに、
- iアプリがijam属性, isat属性またはilet属性に与えたIDをフラグメントとして(href属性には代替コンテンツのURIを記述)
- その他の独自技術はhref属性に指定のオブジェクトに与えたIDをフラグメントとして
それぞれ記述します。
このように記述した場合、iモード以外の端末では無効なリンクと見なされてアンカーを生成しなくなります。
- <object>要素は、当該<a>要素より前に書かれていなければなりません。逆にした場合、iモード以外の非対応環境でもそのままリンクが有効になってしまいます。
また、<object>要素を用いずに直接リンクする場合には、<a>要素にtype属性を与える事で、その値がフラッシュに対するもの(application/x-shockwave-flash), 画像に対するもの(image/〜)またはHTMLに関するもので無い限り、iモード以外では要素そのものが削除となります。
- 現時点では各端末がサポートする音声データには対応しておりません。