しらぎくモバイルシステムFULLでのHTML 5の対応状況。

しらぎくモバイルシステムFULLでのHTML 5サポートに於いて、まだ導入をしていない機能についての覚え書きです。

何らかの対応の可能な要素。

<ol>要素の対応。

<ol>要素に新たに導入予定の reversed属性にはまだ対応しておりません。

reversed属性とは、<ol>要素の項目の順序が逆順に並ぶと言うものです。

つまり、通常 1., 2., 3., …と昇順にマーカが与えられて行くものを、… .3, .2, .1 と降順にマーカを与えて行くようにするものです。

現状、フル規格のウェブブラウザでもこの機能に対応しているものはまだ少ないのですが、対応を考えるべきと思います。

現状、対応策としては <ol reversed> 要素の開始タグを見出したら直下の<li>要素の個数を数え、各<li>要素にvalue属性で番号を与えていくようにするくらいしか思いつきません。

  • 或いは仮のvalue属性を与えて、出力対象となる切片に対して該当するものがあればそれを処理する方法でしょうか。

<a>要素の対応。

HTML 5では、<a>要素の内容として従来禁止されていたブロックレヴェル要素を取る事を認めております。

しかし、携帯端末の標準的な記述言語では、そのような記述は禁止されております。

  • 実装としては、ほぼ全てのモバイルブラウザがブロックレヴェル要素をアンカーに出来ます。

このため、HTMLの変換が必要になるでしょう。

<details>要素の対応。

これもフル規格のウェブブラウザでもまだ対応していないようですが、新たに導入予定の<details>要素にも対応しておりません。

<details>要素は、常に表示される直下の<dt>要素を選択すると、<dd>要素の表示非表示が切り替わると言うものです。

クライアントサイドスクリプトの対応を想定出来ない日本の携帯電話では、擬似的に同機能を実現するしかないと思われます。

すなわち、選択される度に表示非表示を切り替えたテキストを配信するようにするしか無いでしょう。

対応が不可能となる事も予想出来る要素。

<video>要素及び<audio>要素。

既に一部のフル規格ウェブブラウザで対応を始めております、<video>要素及び<audio>要素ですが、しらぎくモバイルシステムFULLではまだ対応しておりません。

  • 実際問題としては、フル規格ブラウザでさえまだコーデックが不統一などの問題を孕んでおり、実用化への道はまだ遠いものと思われます。
  • また、対応するコーデックにモバイルで使える3GPP方式を含むかと言う問題もあります。

現状、制作者は動画や音声のコーデック変換を行えるサーヴァサイドで使えそうなコード(それもBSDなどのフリーソフトウェアとして流用の可能なライセンスで利用出来るもの)を持っていないので、コーデックが対応していない場合には対応のしようはありません。

ですが、状況に依っては対応可能になるかも知れませんので、ここに書いておきます。

対応が不可能と思われる要素。

<canvas>要素。

既に何らかの形で現行のフル規格ウェブブラウザでは対応の可能な<canvas>要素ですが、クライアントサイドスクリプトに対応していない日本の携帯端末では実現は不可能に近いと思われます。