臨時大垣夜行快速『ムーンライトながら』。

臨時大垣夜行快速『ムーンライトながら』は東海道を走る夜行快速列車で、青春18きっぷの旅で最も良く使われる列車の一つです。

臨時大垣夜行快速『ムーンライトながら』のデータ。

『ムーンライトながら』の概要。

平成14年度夏季まで、『ムーンライトながら』に並行して運行された"臨時大垣夜行"と呼ばれる列車がありました。

"臨時大垣夜行"は"大垣夜行"が青春18きっぷにより爆発的に利用者が増えたことを踏まえて昭和62年頃から青春18きっぷシーズンを中心に運行された列車です。

"大垣夜行"が全席指定の『ムーンライトながら』となってからは、予約の取れない利用者を救済する列車として運行されておりました(何しろ『ムーンライトながら』は余りに人気があるため、予約受け付け時刻(乗車日一月前の同一日の午前10時)から一分で完売することも珍しくなかったくらいです)。

とは言え、列車一本くらいでは利用者を吸収しきれず、"臨時大垣夜行"には通路で立ったまま眠る乗客までいるとか、出発時刻の半日前から並んでいる利用者も珍しくはありませんでした。

  • 尚『ムーンライトながら91号』の始発駅が品川なのは、全車自由席制だった"臨時大垣夜行"の名残です。東京駅の東海道線ホームは非常に狭く、何時間も待たれると一般の乗客に迷惑にもなるので、広くて普段使わない品川駅の臨時ホームからの発車としたのです。

しかしながら、"臨時大垣夜行"に利用されていた16x系電車が全廃された事に伴い、平成15年度夏季から"臨時大垣夜行"は全席指定の『ムーンライトながら91号/92号』となりました。

また、平成19年春季から、従来品川発だった下りが東京発になりました。

  • 全席指定が定着して、ホームが狭い東京駅から乗せても問題ないと判断したのでしょう。

平成21年 3月13日限りで、正規便『ムーンライトながら』が廃止され、以後はこの『ムーンライトながら91号/92号』が臨時列車『ムーンライトながら』として運転される事となりました。

  • 平成21年 3月13日までの正規便は東海鉄道車輌でしたが、臨時便は従前通り東日本鉄道車輌となります。

『ムーンライトながら』は関東と東海を結ぶだけでなく、本州各地を結ぶ列車として機能しており、まさに青春18きっぷ利用者にとっては東海道新幹線以上の価値のある列車なのです。



青春18きっぷに便利な夜行列車・記事一覧。