東海道新幹線に鉄軌道リニアモータを。

カーヴが多く『こだま』の加速性能の悪さから『のぞみ』などの高速走行が困難な東海道新幹線に鉄軌道リニアシステムを導入する事で高速走行を可能にすると言う案です。

鉄軌道リニアモータカーについて。

鉄軌道リニアモータカーは、従来の鉄軌道地上モータに較べて加速性や粘着性が高いと言う利点がありますが、建設コストが高いため日本では一部の地下鉄に導入されるに留まっているのが実情です。

しかし、鉄軌道上を走行するので、従来のシステムとの併用が可能です。

つまり、急勾配や急カーヴなど、従来の車上モータでは高速走行が困難な区間にのみリニアモータを敷設し、それ以外の区間は引続き車上モータだけで走行するようにする事も可能です。

尚、この場合、従来の地下鉄に導入されている車上一次式リニアモータ(リニアモータの主要部を車輌側に設置しているもの)では低コストとは言え性能は余り良くないので、地上一次式リニアモータ(リニアモータの主要部を地上側に敷設しているもの)を導入します。

後者はコストは掛かりますが、設置すべき箇所を絞り込んで設置すれば前者とは較べ物にならないほど効果的だからです。

東海道新幹線に鉄軌道リニアモータを導入するとしたら。

東海道新幹線は『こだま』が『のぞみ』の高速走行の妨げになっております。

と言うのも、東海道新幹線はカーヴが多く、このため速度制限が厳しく、その結果各駅停車の『こだま』は駅を出る度に加速に手間取り、『のぞみ』にとってボトルネックとなってしまうからです。

また車輌のMT比(編成中の電動車の比率)が高いため車輌のコストが嵩みます。

そこで、各駅の前後数キロ程度にリニアモータを敷設します。

その結果、『こだま』は駅を出てからスムーズに高速走行に入れるようになり、その結果全体の流れもよりスムーズになってダイヤに余裕が生じるようになります。

そうなれば『ひかり』『のぞみ』とも更なる増発も可能になるでしょう。

また、リニアモータの併用で電動車を減らす事も可能になり、その結果エネルギー効率も向上する事が期待出来ます。

参考記事。

碓氷峠は鉄軌道式リニアモータカーで復活を
廃止された碓氷峠区間を復活させるために鉄軌道リニアを導入すると言う拙案です。
草軽鉄道復活・延伸案
かつて軽井沢と草津を結んでいた草軽鉄道をやはり鉄軌道式リニアモータカーで復活させると言う案です。
山手線に鉄軌道リニアモータを
山手線に加速性能の高い鉄軌道式リニアモータを導入する事で車輌コストを長期的に削減すると言う案です。
関西民鉄に鉄軌道式リニアモータカーの導入を
ダイヤが過密な都市部の流れをスムーズにし、勾配の多い地方部での車輌コスト削減を実現するための鉄軌道式リニアモータ導入案です。