HTMLにおいて、最も重要な要素とされているのが<title>要素、すなわち文書に与えられた題名です。
中には、HTMLで必須だから
という発想しか無い方もいるかも知れません。
そうでなくても、<title>要素を適切に用いなかったことで、折角公開している文書を見てもらえないかも知れません。
かく言う制作者も適切な題名を付けていませんでした。
そこで、自戒の意を込めて、<title>要素のあり方を説明します。
制作者は、トップページに、こんなタイトルを付けていました。
<title>しらぎくさいと日本語版トップページ</title>さて、これだけご覧になって、皆様はどんなサイトなのか分かるでしょうか? 分かりませんよね。
ロボット型検索エンジンでは、入力したキーワードに適合する文書を優先度の高いものから順に列挙して案内します。
その際に、真先に目に付くように表示されるのは案内する文書の題名、<title>要素の内容なのです。
検索エンジンで案内されたこの題名を見て、閲覧者の方は自分が求めているサイトとは判断できないでしょう。
結果、忙しい閲覧者は、この題名を見て中身を確認せずに素通りせざるを得ません。
そこで、題名にはサイトで扱うテーマを明記したいものです。
例えば当サイトなら、
<title>PC&携帯電話向けウェブ制作入門・しらぎくさいと</title>とでもすれば、検索エンジンで案内された方は、「あぁ、ウェブの製作入門サイトなんだ」と内容を理解して、それが求めているものであれば実際に訪問される事でしょう。
とにかく、<title>要素の内容は、文書の内容がそれだけで分かるようなものにしましょう。サイトや制作者の名称は<title>要素の内容としては省略しても構わないくらいです。
<title>○○のホームページ</title>では、どんなサイトだか不明ですね。
一応、かつてはユーザエージェントに64バイトまでは扱えるよう
求められていたようです。日本語の場合は全角なので32字を越えると取扱いを保証されなかった訳です。
今日の仕様にはその様な上限は明記されていませんが、だからと言って、長くし過ぎると検索エンジンの案内では後ろの方が切捨てられてしまい、閲覧者の目には留まらなくなってしまうでしょう。
<title>要素の内容には文書を端的に語れるような、短い文章を心掛けたいものです。それが閲覧者の為になり、トラフィック向上の為にもなります。
また、実際に<title>要素を付ける際には検索エンジンで入力してもらうべきキーワードを織込みましょう。一般に、ロボット型検索エンジンは入力したキーワードを<title>要素に含んだページを上位に持っていきます。