DOMを表示スタイルへ応用する事について、何故それが必要なのかなどを解説します。
CSSは確かに強力な技術ですが、まだ実は発展途上なのです。
例えば、日本語文書では強調に傍点を付けたりしますが、傍点を現行仕様のCSSで実現するのはかなり無理をしなければなりません。
このようなCSSでは完璧な実現が(まだ)不可能なスタイルは、DOMのプログラムを利用する事で比較的容易に実現する事が可能です。
実装が不完全なブラウザと言うのは言うまでも無くインターネットエクスプローラ 7.0までの事です。
これらは公的にはCSS第一水準までしか実装しておらず、第二水準のセレクタやプロパティ値を認識してくれないと言う問題があります。
このため、インターネットエクスプローラ対策として擬似的な方法を用いたりする場合もあるのですが、DOMを使えばより綺麗に実現する事が可能になります。
もっとも、インターネットエクスプローラ 8.0が正式に配布された今日ではもはや過去の話しになるのは時間の問題と言うかも知れません。
しかし、実際に配布されても、サイトに依ってはサポートが遅れたりひどいときには全く利用出来なかったりする事もあるのでなかなかアップデートに踏み切れない方も多いでしょう。
結局、当面はIE 7.0までの対策はしておく必要がありそうです。
注意したい事として、あくまでもDOMは補助的なものである事を忘れないでください。
つまり、DOMが使えない場合でもそれなりのスタイルを提供する事は忘れないでください。
実際には、CSSに対応しているウェブブラウザでDOMが使えない場合と言うのは概ねJAVAスクリプトなどが使えない場合と言う事になります。
今日ではAJAXなどと言ってスクリプトが使えない環境では何も出来ないサイトも増えているので(この事は好ましい傾向なんかでは断じてありません)、スクリプトを無効にして利用する方は減っていると思われますが、全ての閲覧者がスクリプトを有効にしていると断言出来はしません。
モバイルブラウザにはDOMの実装が無い場合があります。
従って、DOMに依るスタイル操作は携帯電話向けには使えません。
本コンテンツで紹介したスクリプトについて、制作者はいかなる著作権も主張しません。
但し、実際にご利用になった結果に関しては免責とさせて頂きます。
以下、実際にご利用になる際の技術的なヒントを解説します。
本コンテンツでは、PC向けの殆どのCSS対応ブラウザ向けの技術とインターネットエクスプローラ 7.0までのみで入用になる技術の二つがあります。
これらを組合わせる場合、どれか一つのスクリプトに他のスクリプトの処理部分をペーストすれば宜しいでしょう。
但し、
**** 全ブラウザ対象の処理 **** と **** IE 7.0までのみ対象の処理 **** の間に**** IE 7.0までのみ対象の処理 **** の次の行(IE 7.0まで以外を弾く処理)以降にペーストするようにしてください。
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