ウェブを公開した後に、新たな情報を追加したり、間違った情報などを削除したいと言う事はよくあります。
このために編集済みを表わす要素が用意されております。
新たなテキストを追加するには、<ins>要素で明示します。これによりブラウザは当該箇所が新たに追加されたものと認識できます。
逆に既存のテキストを削除するには、<del>要素で明示します。これによりブラウザは当該箇所が抹消されたと認識する事になります。
<ins>要素及び<del>要素は、どちらもブロックレヴェル要素にもインライン要素にもなります。
内容はブロックレヴェル要素・インライン要素のいずれも含み得ます。
また、他のブロックレヴェル要素の内容となる事が出来ます(ブロックレヴェル要素を内容として持てない要素や特定の要素以外を内容として持てない要素の内容にはなれません)。
内容は全てインライン要素となり、ブロックレヴェル要素は含められません。
当然ながら、必ず他のブロックレヴェル要素の内容とならなければなりません(インラインを内容とする事の出来ない要素の内容とはなりません)。
言い替えれば、<ins>要素及び<del>要素の扱いは以下の様になります。
<ins>要素及び<del>要素の以下に記述例を挙げておきます。
<p><del>今年も「青春18きっぷ」と"臨時大垣夜行"を使ってコミケットに行きます。</del>(この項削除)</p><p>(訂正)<ins>"臨時大垣夜行"は廃止され、青春18きっぷでの早朝上京は困難になりました。</ins></p>
後述しますが、古いウェブブラウザでは<ins>要素及び<del>要素に対応しないため、そのような環境でも削除や追記の事実がわかるように<ins>要素及び<del>要素の前後に削除や追記の旨を書き加えております。
<ins>要素及び<del>要素は後発の要素なので、旧いブラウザでは無効となります。このため、旧いブラウザでも違和感無く利用出来るように考えなければなりません。
特に<del>要素に関しては、旧いブラウザは内容となっているテキストが抹消されたと認識できず、そのまま表示してしまいます。
極端な例ですが、例えば生命や財産に拘る重大な誤りがあった場合、それを抹消しているにも拘らず抹消された事実が伝わらなければ大変な事態を引き起こし兼ねません。
いずれにしても、削除された事を分かりやすく伝える事が重要と思われます。
やや手間隙がかかりますが、どんなブラウザでも適切に読んでもらいたいのなら上記のように<del>要素であればその直後に「(この項削除)」などと言う文字を加えるなどの工夫は必要でしょう。