この記事は XHTML 1.0 入門としてのウェブ文書に埋め込める画像についてについての記事です。
HTML 5 入門に於ける該当記事は、HTML 5での埋め込める画像についてをご覧ください。
ウェブで画像を公開する場合に注意したい事として、ウェブにはどんな画像が使えるのかを解説しました。
GIF画像は最も多くのブラウザがサポートする方式です。
GIF画像には以下の特徴があります。
GIF画像はアイコン, ベタ塗りの多い画像, 或いは色数の少ない画像に最適です。
かつては携帯電話などではJPEG画像に対応しておりませんでしたが、現在では画像表示の出来るブラウザでJPEG画像をサポートしていないものは残っていないでしょう。
JPEG画像には以下の特徴があります。
圧縮率を高める為に画質を落としてしまうと言う欠点があり、このため圧縮率を指定する事も出来ます。
JPEG画像は写真などピクセルの色に統一性が見られない画像、或いは水彩画や水墨画など微妙な濃淡がある画像に最適です。
従って、フルカラーでも画像の鮮度を維持する事が出来るのですが、その分JPEG画像より遙かに重くなってしまいます。
一方、二百五十六色までの色数に制限したパレットを用いている場合(インデックスドカラーと呼びます)にはGIF画像とほぼ同等の圧縮効率となります。
但し、PNG画像は旧いブラウザやエヌ・ティ・ティ・ドコモ端末のモバイルブラウザでは表示出来ません。
また、ウィンドウズで標準的なビットマップもウェブコンテンツに使えない事はないのですが、
余り使われる事はありません。
以上で解説した通り、ウェブで用いられる画像形式には主に
の三種類があります。
それでは、これらのうちのどれを用いれば良いでしょうか。
実際にツールを使って画像を作成してみて、最も圧縮効率の良い形式を撰ぶのが一番良いのですが、簡単なガイドラインを挙げるとすると以下のようになります。
二百五十六色以内の色数であれば、GIF画像が良いでしょう。
特に色がベタ塗りになっている場合にはGIF画像は効率良く圧縮します。
GIF同様、ベタ塗りの画像は効率よく圧縮されます。
二百五十六色を越える色数の場合は、
特に写真や水墨画などの色のならびに規則性が見られない場合には、効率よく圧縮されます。
但し、画像の鮮度を落としてしまうので(圧縮率を下げればそれ程問題にはなりませんが)、どうしても画像の鮮度を維持したいのであれば
実際に埋め込みたい画像を用意するには、幾つかの方法があります。
画像を作成するツールは幾つもありますので、これらから適切なものを撰んでそれで作成します。
尚、注意したい事として、ウィンドウズの場合しばしば内部でビットマップが用いられますが、ビットマップはウェブでの公開には適さないので、GIF画像なり
ウィンドウズなどで画像ファイルの拡張子を変えただけでは画像形式が変わる事はありません。必ずツールを用いて変換してください。
HORIKITA_Maki.bmp を HORIKITA_Maki.gif に変えただけではGIF画像にはなりません。いわゆる素材屋と呼ばれるサイトでは、サイト作りに便利な画像を配布しております。
但し、他者が作った画像を自分のサイトで利用する際には、特に気をつけたい事がありますので必ず守ってください。
ウェブ文書に画像を埋め込む場合に特に注意すべき事を挙げておきます。
特に他者が作った画像を用いる場合には以下の点に充分注意して下さい。
再利用を前提とした画像を配布する場合、大抵利用するための条件を付けている筈です。
いわば、この条件を守る事で配布している画像を使用するライセンスが与えられると言えます。
条件を守らない事は立派なライセンス違反、契約違反であり、場合に依っては著作権などの侵害行為ともなり得ます。
配布時の条件は必ず守りましょう。
配布元サイトにある画像のURLを利用して画像を自分のサイトに埋め込む事(俗に直リンと言うそうです)は、配布元のサーヴァに余計な負担を与えてしまい、場合に依っては運営を妨げる結果となるため、配布元が特に認めていない限りは自分のサーヴァに配布された画像を置くようにしましょう。
素材屋サイトなどの場合にはサイトでの使用に関してライセンスが与えられていると言えます。
また、
著作権を主張しない若しくは
著作権を行使しないと宣言して配布している画像
も多数公開されております。
こう言った画像については、再利用条件さえ厳守すればサイトでの利用も問題ないでしょう。
しかし、そうでない画像を勝手に使うのは著作権の侵害行為であり、犯罪です。
著作権以外にも画像などにはいくつかの権利があり、従って勝手に使うのは許されません。
特に以下の画像については要注意と言えます。
児童ポルノやアイコラなど、法に問われる画像もありますので、充分注意しましょう。