エヌ・ティ・ティ・ドコモ以外の携帯端末で着信音(いわゆる着メロ)を公開するために用いられる<bgsound>要素について解説します。
尚、第三者が著作権を持つ楽曲を着信音に編集して配信する場合、営利の有無に関係なく日本音楽著作権協会に正規の手続きを執ったうえで所定の著作権使用料を支払う必要があります。
<bgsound>要素の書式は以下のようになります。
<bgsound src="音源URI" loop="繰返し回数" />
<bgsound>要素には内容となるテキスト類が存在し得ないため、空要素となります。
<bgsound>要素の属性は以下の通りです。
src属性は音源のURIを指定します。
loop属性は演奏を繰返す回数を数字で指定します。
但し、エンドレスで再生する場合には loop="infinite" 属性を与えます(デフォルト)。
この他、幾つかの属性がありますが、端末に依っては実装されていない場合もあります。
volume属性は携帯端末ではソフトバンク携帯電話でのみ有効で、演奏時の音量を指定します。
値としては以下の通りになります。
highmiddlelow0as属性はいわゆるカラオケ機能に対応したソフトバンク旧型機でのみ有効で、画像などのあるSMAFデータを再生する際に自動再生する事を指定します。
通常属性値のみが意味を持つ最小化された属性なので、XHTMLでは as="as" と記述します。
この属性を指定した場合、カラオケ機能に対応したソフトバンク旧型機ではloop属性やvolume属性を無視して一回だけの再生となります。
<bgsound>要素は完全な非標準要素です。
従って、この要素を用いるとそれだけで文法違反になります。
一つのHTML文書に<bgsound>要素を二つ以上記述した場合、どのような結果になるかは保証出来ません。
PCでも<bgsound>要素が二つ以上あるHTML文書を開いた場合、ブラウザばかりかOSごとクラッシュしてしまう事もあります。また、
やはり同様に<bgsound>要素が二つ以上ある状態となり、最悪OSごと叩き落される事となります。
ですから、<bgsound>要素を一つの文書に二つ以上記述するのは絶対にやめて下さい。
PCなどではしばしば閲覧者が独自にPCで演奏する音楽とウェブページで演奏される音楽とで衝突が起こる事があります。
また、何の予告も無くいきなり大音量で音楽を鳴らされると困る場合もあります。
ですから、<bgsound>要素での音楽演奏は、せめて携帯電話向けの着信音の試聴用くらいに留めて置くようにしましょう。
くどいようですが、第三者が著作権を持つ楽曲を音源にして公開ないし配布する場合は必ず日本音楽著作権協会で所定の手続きを執って著作権使用料を収めた上で行って下さい。
<bgsound>要素とは、元々はインターネットエクスプローラに導入された独自要素で、当該文書閲覧中に演奏する音楽を指定するためのものです。
現在ではインターネットエクスプローラの他、オペラ, EZウェブ端末, ソフトバンク端末及びウィルコム端末などに実装されております。
但し、対応出来る音源が異なる事などからPCで閲覧しても演奏出来ない場合があります。