-wap-input-formatプロパティ。
WAP 2.0 準拠携帯電話端末向けCSSに於いて、フォームでの入力フォーマット指定・-wap-input-formatプロパティに関する解説です。
-wap-input-formatプロパティとは。
-wap-input-formatプロパティは、WAP 2.0 準拠の携帯電話端末に於いて、フォームでの入力フォーマット指定です。
WAP 2.0 準拠の携帯電話端末では、CSSで-wap-input-formatプロパティの値を変更されている<input>要素については、指定されたフォーマットで入力出来るように入力機構が動作する事を求められております。
例えば、一文字目は数字で二文字目は大文字と言う場合、一文字目の入力では数字以外は入力出来ないようにし、二文字目では大文字が入力出来るようにすると言った事を行います。
- 携帯電話の場合、その多くは入力デヴァイスとして十二個のダイヤルボタンと数個の操作ボタンくらいしかない事を思い出してください。
-wap-input-formatプロパティの書式。
-wap-input-formatプロパティの書式は、以下のようになります。
-wap-input-format: 値
値としては、以下のものが取れます。
- フォーマット
- 以下の文字をフォーマットに併せて指定します。
A- 大文字英字か数字以外の記号
a- 小文字英字か数字以外の記号
N- 数字のみ
X- 大文字英字, 数字及びその他の記号。小文字入力は不可。
x- 小文字英字, 数字及びその他の記号。大文字入力は不可。
M- 任意の文字。デフォルトでは大文字英字を入力するようにしますが、小文字の入力も可能です。
m- 任意の文字。デフォルトでは小文字英字を入力するようにしますが、大文字の入力も可能です。
- 同じフォーマットの文字を二個まで続けて入力してもらう場合には、文字の前に最大個数を数字で指定します。
- 同じフォーマットの文字を無制限に続けて入力してもらう場合には、文字の前に「
*」を付けます。
尚、デフォルト値は
"*M"、すなわち任意の文字を任意の個数入力出来ると言うものです。
-wap-input-formatプロパティの記述例。
例えば、phoneと言うクラス名を与えられた<input>要素に於いて、10桁か11桁の数字のみを入力させたい場合は、
input.phone {-wap-input-format: "NNNNNNNNNN1N";}
と記述します。
- ここで、
"11N"と記述すると、零桁から11桁までの任意の桁数となってしまいます。そこで、10個のNに続けて最大一個の数字を意味する「1N」を入れるものとします。
-wap-input-formatプロパティに関する注意事項。
-wap-input-formatプロパティの実装上の注意。
-wap-input-formatプロパティはWAP 2.0の独自仕様です。
-wap-input-formatプロパティはWAP 2.0の独自仕様のため、PC向けユーザエージェントでは利用出来ません。