:first-line擬似要素。

CSSでのセレクタ(選択子)の一つである、:first-line疑似要素に関して解説します。

:first-line疑似要素とは。

:first-line疑似要素とは、当該要素の第一行目に限り対象とする疑似要素です。

  • 要素の内容が長過ぎるなどの理由でクライアント領域の横幅を超えた場合、当該要素は折返して複数行に跨って描写されます。当たり前の話ですが、第一行目に描かれる範囲は環境に依って異なり、依って範囲を指定してマークアップする事は不可能です。このため、疑似要素と言う概念を導入している訳です。

:first-line疑似要素の書式。

:first-line疑似要素の書式は、

セレクタ:first-line

です。

ここで、セレクタとしては任意のものが使えますが、対象要素を問わない場合なら全称セレクタ(汎用セレクタ)を省略出来ます。

:first-line擬似要素の注意事項。

:first-line擬似要素の仕様上の注意。

:first-line擬似要素は仕様上は実装しなくても構いません。

CSSの仕様では、:first-line擬似要素は実装を義務付けられておりません

従って、:first-line擬似要素でのスタイル指定の効果が見られない場合であっても、それを以って不適合ユーザエージェントと判定する事は出来ません。

  • 一般にCSSの仕様で実装が義務付けられていないものに関しては、当該記述をエラーとせず認識して、その記述を無視する事が求められております。

また、実装する場合であっても、全プロパティを実装しなくても構わない事とされております。

:first-line擬似要素のPC向けユーザエージェントでの実装上の注意。

:first-line擬似要素は、

  • ネットスケープ 4.x
  • インターネットエクスプローラのウィンドウズ版5.0x以前とマッキントッシュ版4.x以前

には実装されておりません。

また、一部で挙動がおかしい場合があります。

:first-line擬似要素のWAP 2.0での実装上の注意。

WAP 2.0では、:first-line擬似要素仕様に含まれておりません


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