:focus擬似クラス。
CSSでのセレクタ(選択子)の一つである、:focus擬似クラスに関して解説します。
:focus擬似クラスとは。
:focus擬似クラスとは、当該要素に閲覧者がフォーカスを合わせている状態のみ対象とする擬似クラスセレクタです。
- 具体的には、マウスで当該箇所を軽くクリックした場合などが対象となります。
この擬似クラスは、仕様上は特に対象となる要素を限定しておりません。
:focus擬似クラスの書式。
:focus擬似クラスの書式は、
セレクタ:focus
です。
ここで、セレクタ
としては任意のものが使えますが、対象要素を問わない場合なら全称セレクタ(汎用セレクタ)を省略出来ます。
:focus擬似クラスの使用上の注意。(平成18年 7月18日 訂正)
:focus擬似クラスと
を併用する場合は、意味上の理由から、必ず以下の順序に従って記述して下さい。
:link擬似クラスまたは:visited擬似クラス:focus擬似クラス:active擬似クラス
この順序を守らないと無効になってしまいます。
-
:focus擬似クラス:active擬似クラス:hover擬似クラス
はいずれもリンクのアンカーを表す要素では無いため、
の前にこれらの擬似クラスが書かれていると、後方の
:link擬似クラスまたは:visited擬似クラスが無意味と見なされてしまうからです。 - また、
:focus擬似クラスまたは:hover擬似クラス:active擬似クラス
の前後関係も、
:active擬似クラスが前に来ると意味がありません。なぜなら、
:active擬似クラスの定義から、:active擬似クラスとなる要素は、必ず:focus擬似クラスまたは:hover擬似クラスのどちらかの状態になっている筈だからです。
:focus擬似クラスの実装上の注意。
:focus擬似クラスのPC向けユーザエージェントでの実装上の注意。
:focus擬似クラスは、
- ネットスケープ 4.x
- インターネットエクスプローラのウィンドウズ版6.xまでとマッキントッシュ版4.xまで
- オペラ 6.x
には実装されておりません。
:focus擬似クラスのWAP 2.0での実装上の注意。
WAP 2.0では、:focus擬似クラスは必須ではありません。
- オープンウェーヴ社のWAP 2.0 ウェブブラウザでも
:visited擬似クラスは実装されておりません。