IDセレクタ(一意セレクタ)。

CSSでのセレクタ(選択子)の一つである、IDセレクタ(一意セレクタ)に関して解説します。

IDセレクタ(一意セレクタ)とは。

IDセレクタ(一意セレクタ)とは、スタイルを当てる対象となる文書のマークアップ言語で規定されているID(一意的な値)を持つ要素を対象とするセレクタです。

  • HTMLやXHTMLでは、id属性によりIDを与える事が出来ます。

IDセレクタ(一意セレクタ)の書式。

IDセレクタ(一意セレクタ)の書式は、以下のようになります。

セレクタ#ID {}

ここで、セレクタとしては、

となりますが、要素名を問わない場合なら全称セレクタ(汎用セレクタ)を省略出来ます。

IDとしては、識別子のルールに従った文字列を使って下さい。

IDセレクタ(一意セレクタ)の記述例。

例えば、HTMLで「TOP」と言うIDを持つ<h1>要素、すなわち<h1 id="TOP">要素へのセレクタとしたい場合は、

h1#TOP {}

と記述します。

また、要素名を問わず「TOP」と言うIDを持つ要素へのセレクタとしたい場合は、

#TOP {}

と記述します。

IDセレクタ(一意セレクタ)の実装上の注意。

ネットスケープ 4.xでの注意事項。

ネットスケープ 4.xでは、タイプセレクタと併記したIDセレクタは無効になります。

つまり、上述の例で言えば、

h1#TOP {}

と記述すると無効とされるため、

#TOP {}

と記述しなければなりません。

また、ネットスケープ 4.xでは日本語文字をIDに使うと、当該セレクタのスタイル定義が全て無効になります。

大文字小文字の違いについて。

HTML及びXMLにおいては、id属性は大文字小文字を区別しますが、ユーザエージェントによっては大文字小文字の違いを区別しないものがありますので注意して下さい。

具体的には以下のようにすれば安全でしょう。

  • 大文字小文字の違いしかないIDは複数使わない。
  • HTMLでのid属性で記述された通りの文字をCSSでも使う。

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