font-sizeプロパティ。

CSSに於いて、当該要素を出力する際のフォントのサイズ(文字の大きさ)であるfont-sizeプロパティに関する解説です。

font-sizeプロパティとは。

font-sizeプロパティは、当該要素のフォントサイズすなわち当該要素を出力する際の文字の大きさです。

font-sizeプロパティの扱い。

font-sizeプロパティの書式。

font-sizeプロパティの書式は、以下のようになります。

font-size:

値としては、以下のものが取れます。

inherit
一番近い上位要素で指定されたフォントサイズを継承します。
絶対サイズキーワード
ユーザエージェントで設定されているフォントサイズを基準として七段階にしたもので、以下の通りとなっております。
xx-small
基準の1.728分の1、すなわち57.9%となります。
x-small
基準の1.44分の1、すなわち69.4%となります。
small
基準の1.2分の1、すなわち83.3%となります。
medium
基準の大きさとなります(デフォルト)。
large
基準の1.2倍、すなわち120%となります。
x-large
基準の1.44倍、すなわち144%となります。
xx-large
基準の1.728倍、すなわち172.8%となります。
相対サイズキーワード
親要素の大きさを基準としたもので、以下の二つがあります。
smaller
基準の1.2分の1、すなわち83.3%となります。
larger
基準の1.2倍、すなわち120%となります。
パーセンテージ
パーセンテージを指定した場合は、親要素のフォントサイズに対するパーセンテージとなります。
大きさ
em単位及びex単位の場合は、親要素のフォントサイズを基準にします。
  • 負の値を指定した場合はエラーとなります。

font-sizeプロパティの記述例。

例えば、<h1>要素では親要素の1.5倍の大きさを指定する場合は、

h1 {
    font-size: 150%;
    }

と記述します。

font-sizeプロパティに関する注意事項。

font-sizeプロパティの仕様上の注意。

font-sizeプロパティで継承される値。

font-sizeプロパティで継承される値は、大きさそのものであり、プロパティの値ではありません。

例えば、親要素が「font-size: 120%;」プロパティを与えられている場合、下位要素には「font-size: 120%;」が与えられる訳ではありません。

  • もし、そのように与えられたとしたら、下位要素のフォントサイズは親要素の120%の大きさになる筈です。

font-sizeプロパティの絶対サイズキーワード及び相対サイズキーワードの扱い。

絶対サイズキーワード及び相対サイズキーワードはCSS第一水準では一段階ごとに1.5倍とされておりましたが、現行のCSS第二水準では1.2倍に変更されました。

ユーザエージェントがどちらの規格に準拠しているかで結果が異なりますのでご注意下さい。

  • インターネットエクスプローラの6.xまでとネットスケープ 4.xは公称・第一水準準拠との事です。

font-sizeプロパティのデフォルト値。

font-sizeプロパティのデフォルト値はユーザエージェント依存となります。ユーザエージェントでのフォント設定があれば、それに従う事でしょう。

font-sizeプロパティの実装上の注意。

ネットスケープ 4.xでの注意事項。

ネットスケープ 4.xでは、font-sizeプロパティの解釈では基準となる大きさが曖昧な場合があります。

インターネットエクスプローラでの注意事項。

インターネットエクスプローラでは、font-sizeプロパティにem単位で値を与えると、指定した値以上に極端に拡大縮小されてしまいます。

このため、パーセンテージなどで指定した方が安全でしょう。

  • この事から、実際にスタイルシートを作成する場合はem単位単位ではなくパーセンテージなどを指定する事が望ましいと言えます。

WAP 2.0での注意事項。

オープンウェーヴ社のWAP 2.0 ウェブブラウザでは、font-sizeプロパティが正しく機能しない要素があります。

関連項目。


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