text-shadowプロパティ。

CSSに於けるテキストへの影付け指定・text-shadowプロパティに関する解説です。

text-shadowプロパティとは。

text-shadowプロパティは、テキストへの影付け指定です。

text-shadowプロパティの扱い。

text-shadowプロパティの書式。

text-shadowプロパティの書式は、以下のようになります。

text-shadow:

値としては、以下のものが取れます。

inherit
一番近い上位要素で指定された値を継承します。
none
影をつけません(デフォルト)。
影に関する値
影に関する値を、「,」で区切って複数指定出来ます。

値の書き方は以下の通りです。

  1. 影の色コード。但し最初ではなく最後に書いても構いません。また省略した場合はcolorプロパティ値に従います。
  2. 右方向の影の位置を数値で(必須)。負値の場合は左方向に影が描かれます。
  3. 下方向の影の位置を数値で(必須)。負値の場合は上方向に影が描かれます。
  4. ぼかしの範囲を数値で。省略した場合、影にはぼかしは掛けられません。

text-shadowプロパティの記述例。

例えば、HTMLの<h1>要素において、本体を緑で描き、右方向 4ピクセルズ、下方向 6ピクセルズ、ぼかしの無い黒の影を表現したい場合は、

h1 {
    color: #0c0;
    text-shadow: #000 4px 6px;
    }

と記述します。

text-shadowプロパティに関する注意事項。

text-shadowプロパティの仕様上の注意。

text-shadowプロパティは廃止されます

text-shadowプロパティは現在策定中のCSS第二水準第一改訂版(CSS 2.1)では廃止される事となっております。

  • 実装が追い付いていないため、CSS第三水準に移される事になります。

text-shadowプロパティの実装上の注意。

text-shadowプロパティを実装しているユーザエージェントは殆どありません。

残念ながら、text-shadowプロパティを実装しているユーザエージェントは現時点ではサファリくらいしか無いとの事です。

  • ウィンドウズ版インターネットエクスプローラ 4.x以降では、独自実装のフィルタを用いる事で同等の効果を出す事も出来ます。

    記述例の場合は、

    h1 {
        color: #0c0;
        text-shadow: #000 4px 6px;
        width: 100%;
        filter:progid:DXImageTransform.Microsoft.DropShadow(Strength=4, Direction=135, Color='#000');
        }

    とする事で、サファリとウィンドウズ版インターネットエクスプローラで黒い影を出す事が出来ます。

      • Strengthは影の幅をピクセル数で
      • Directionは影の方向を真上を0度として時計廻りの角度(45度の倍数に限る)で
      • Colorは影の色を

      それぞれ指定します。

    • 尚、widthプロパティを併せて指定しないと効果が出ません。

WAP 2.0での注意事項。

WAP 2.0では、text-shadowプロパティは定義されておりません

関連項目。


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