トランジッショナル文書型(移行型文書型)について解説します。
平成 9年12月にHTML 4.01が策定された際、それまでHTMLにおいて表示方法を指定する要素に変わってスタイルシート言語を利用するように求められました。
しかしながら、HTML 4.01勧告時において、市場に出廻っていたユーザエージェントはスタイルシート言語への対応が充分とは言えませんでした。
そのため、実装が対応出来るまでの間の移行期間中、好ましくないとされる旧式の要素を引続き利用出来るようにした文書型規格がトランジッショナル文書型(移行型文書型)と呼ばれるものです。
HTML 4.01の後継規格であるXHTML 1.0は、HTML 4.01で定められている要素・属性を殆ど受け継ぎました。
このため、XHTML 1.0にも、トランジッショナル文書型が存在します。
ユーザエージェントにおけるHTML 4.01及びCSSスタイルシートの実装が実用上問題無い程度には済んでいる現在、トランジッショナル文書型は破棄されるべき
と言う意見もあります。
本来なら、そうであるべきでしょうが、実際にはCSSに対応していない旧式の環境でもどうしても表示をある程度整えたいと言う人向けに現在も残されております。
また、正式なHTML仕様が使い難いのでしょうか、一般にWWWに出廻っているHTML文書は今もトランジッショナル文書型の方が主流のようです。
また、iモードやソフトバンクの在来機ではCSSが(充分には)使えません。
このため、携帯電話向けにHTML 4.01 トランジッショナルかXHTML 1.0 トランジッショナルを利用する事が考えられます。
<!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.01 Transitional//EN" "http://www.w3.org/TR/html4/loose.dtd">
<!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD XHTML 1.0 Transitional//EN" "http://www.w3.org/TR/xhtml1/DTD/xhtml1-transitional.dtd">