最も厳格かつシンプルなHTMLの仕様と言われているISO-HTML(JIS-HTML, ISO/IEC 15445:2000)について解説します。
HTMLの国際規格として、ISOとIECが共同で策定したHTMLの規格がISO-HTMLことISO/IEC 15445:2000です。
また、この規格は日本でもJISが正式に発行しており、このため日本ではJIS-HTMLと呼ぶ場合もあります。
ISO-HTMLはHTML 4.01をベースにした仕様ですが、HTML 4.01とは較べ物にならないほど厳格な仕様として知られております。
しかしながら、HTML 4.01の特徴である、アクセシビリティや国際化などには漏れなく対応しております。
ISO-HTML(JIS-HTML, ISO/IEC 15445:2000)には以下の特徴があります。
スクリプト関連の要素・属性は一切サポートされません。
<div>要素等の下位要素として見出し要素を置く事は出来ません。
また、見出しの等級に依る文書の構造化を強く求めております。すなわち、
と言うようにする事を強く求めております。
この見出しがセクションを暗示すると言う事こそ、ISO-HTMLの最大の特徴と言えるかも知れません。
一方、<address>要素は
の直下にのみ存在し得ます。
また、内容として画像などを入れてはいけません。
以上の事から、文書中の項目を見出し要素を含めて<div>要素として一纏めにする場合には ISO-HTML は使えません。
ISO-HTML(JIS-HTML, ISO/IEC 15445:2000)の文書型宣言は以下のようになります。
<!DOCTYPE HTML PUBLIC "ISO/IEC 15445:2000//DTD HyperText Markup Language//EN">
<!DOCTYPE HTML PUBLIC "ISO/IEC 15445:2000//DTD HTML//EN">
仕様上はどちらを用いても構いませんが、後者だとインターネットエクスプローラ ウィンドウズ版6.xでCSSが仕様通りに機能しないと言う問題があるようです。