大きい文字である<big>要素についての解説です。
<big>要素とは、大きい文字を表す物理要素です。
グラフィカルなユーザエージェントでないと、大きな文字での表示は出来ないでしょう。
本来、このような特定のユーザエージェントでのみ有効な物理要素は使わない事が望ましいとされておりますが、アクセシビリティ上それ程害にはならないと判断されたのか、現行のHTML仕様でも排除はされておりません。
<big>要素は、以下の文書型で利用出来ます。
<big>要素は、
では利用出来ません。
<big>要素はプレゼンテーション(表現)モジュールに属します。
<big>要素はインライン要素です。
<big>要素の内容は、当然インライン要素に限られます。
<big>要素には、以下の属性が定められております。
物理マークアップを完全に否定するのであれば、<big>要素も排除勧告が出されて然るべきです。
しかしながら、そのような事は今のところありません。
恐らく、排除された<font>要素などと違って、アクセシビリティの妨げにはならないと判断されたからだと思われます。
<big>要素には複雑な物理属性は無く、ユーザスタイルシートでの拡大比率の調整も容易です。
そう言った事が<big>要素が排除を免れて来た理由かと思われます。
<p>線路に下りるのは、<big class="danger">非常に危険</big>です。</p>
但し、上記の場合、強調のために<big>要素としていると思われますので、本来なら<strong>要素にもすべきものです。
従って、<big>要素にするにしても、以下のようなマークアップが好ましいと考えられます。
<p>線路に下りるのは、<strong><big class="danger">非常に危険</big></strong>です。</p>
また、仕様で定められている訳ではありませんが、<big>要素を用いる場合には、それが何のために用いられたのかをclass属性で明示するべきでしょう。