この記事はHTML 4/XHTML 1での<dt>要素についての解説記事です。
HTML 5での<dt>要素に関する解説記事は、HTML 5 リファレンス内のHTML 5での<dt>要素をご覧ください。
定義リストでの定義語部分である<dt>要素についての解説です。
<dt>要素とは、定義リスト<dl>要素での定義語を表す要素です。
<dt>要素は、以下の文書型で利用出来ます。
<dt>要素はリストモジュールに属します。
<dt>要素は<dl>要素の直下にのみ記述する事が出来ます。
<dt>要素の内容はインライン要素に限られます。
<dt>要素には、以下の属性が定められております。
<dt>要素は上述の通り<dl>要素の直下のみに入れられ、一方<dl>要素の直下には<dt>要素と<dd>要素しか入れられません。
従って、新たな<dt>要素開始タグ, <dd>要素開始タグまたは<dl>要素終了タグを見出した場合、そこで当該<dt>要素は終了したものと見なします。
この事から、在来HTMLでは<dt>要素の終了タグは省略出来ました。
しかしながら、XHTMLなど終了タグの省略が出来ないマークアップ言語もあるため、省略しない方が良いと思われます。
現行の仕様では、<dl>要素直下には<dt>要素か<dd>要素が最低一つあれば正当な<dl>要素となり、<dt>要素及び<dd>要素の順序は一切問われません。
従って、<dt>要素が連続しても構わない事になります。
ただ、<dt>要素が複数並んでその直後に<dd>要素が続く場合、その<dd>要素はそれまでの連続した全ての<dt>要素に対応するものなのか、それとも後ろの一部のみが対応するのかを明確に指定する事は出来ません。
特に<dl>要素を定義リスト以外の用途で利用する場合は、この点が気になるかも知れません。
例えば、
<p>弊社商品は以下の箇所でお取り扱いしております。</p><dl><dt>○○浦和店</dt><dt>△△大宮店</dt><dd>△△大宮店ではお取り扱い品目が限られます。</dd>…</dl>
とある場合、日本語が解る人間なら、この<dd>要素は一番目の<dt>要素には掛からず、二番目の<dt>要素のみに掛かっている事が文脈から分かります。
一方、
<p>弊社商品は以下の箇所でお取り扱いしております。</p><dl><dt>○○浦和店</dt><dt>△△大宮店</dt><dd>いずれもお取り扱い品目が限られます。</dd>…</dl>
とある場合、日本語が解る人間なら、この<dd>要素は一番目と二番目双方の<dt>要素に掛かっているのは明らかでしょう。
しかしながら、人間語の理解出来ないコンピュータにはこのような<dt>要素と<dd>要素の対応関係を認識させる事は出来ません。
ただ、どちらも文法違反とは言えません。
<dl><dt>right</dt><dd>右の意。</dd><dd>権利の意。</dd><dt>centre(英)</dt><dt>center(米)</dt><dd>中心の意。</dd></dl>