この記事はHTML 4/XHTML 1での<title>要素についての解説記事です。
HTML 5での<title>要素に関する解説記事は、HTML 5 リファレンス内のHTML 5での<title>要素をご覧ください。
文書の題名である<title>要素についての解説です。
<title>要素とは、文書の題名です。
HTMLにおいては、唯一の必須要素とされておりました。
XHTMLでは要素のタグ省略が禁止されたため、必須要素が他にも生じますが、<title>要素が最重要要素である事には変わりありません。
<title>要素は、以下の文書型で必須要素となっております。
<title>要素はストラクチャ(構造)モジュールに属します。
<title>要素は文書の題名であり、文書本体内には現れ得ず、従って<head>要素(文書のヘッダ)内に記述されます。
内容はテキストのみとなり、他のタグでマークアップする事は出来ません。
<title>要素には以下の属性が定義されております。
<title>要素で利用出来る国際化対応属性には以下のものがあります。
<title>要素の内容は任意字数の文字列となります。
DTDの上では零文字でも構いませんが、それでは題名としての意味がありません。
一方、字数の上限としては、かつては「六十四文字までは対応せよ」(すなわち、六十四文字を超えた場合には取り扱いが保証されない)とされておりましたが、今日の仕様ではそのような制約は見られなくなりました。
ただ、検索エンジンが文書題名を適切に表示出来るよう短めにすると良いと言う意見もあります。
また、HTML 4.01の仕様書には、
ユーザは文脈抜きで文書を参照することがあるため、著者は文脈を踏まえたタイトルを提供する必要がある。つまり、著者は、「概説」などの文脈不明なタイトルではなく、「中世の養蜂についての概説」のようなタイトルを提供しなければならない。
と書かれており、(検索エンジンやリンク集などから案内された場合など)いきなり当該文書にアクセスされる事を考慮して、初めて当該サイトにアクセスした方にも何の文書か明確になるように書く必要があります。
もう一つの例を挙げておきましょう。
<title>プロフィール</title>
<title>『○○』管理人のプロフィール</title>
<title>管理人のプロフィール - ○○</title>
<h1>要素は第一等級の見出しで、多くの場合文書全体に掛かる見出しとなります。
このため、しばしば「<title>要素と<h1>要素は一致しなければならない」などと言う意見が聞かれますが、<title>要素は文書の題名、すなわち<h1>要素と全く別物である事を考えると、必ずしも両者を一致する必要はありません。
また、逆に「<title>要素と<h1>要素は一致させてはならない」と言う意見も聞かれますが、それも正しくありません。
そもそも、<h1>要素が文書全体に掛かる見出しであると定義された仕様書など存在しません。
見出しで文書の構造を暗示するマークアップが求められているISO-HTMLでさえ、複数の<h1>要素が入る事(すなわち、<h1>要素が文書全体に掛かる見出しとならない事)をDTDで認めております。
このような宗教的な迷信は、HTMLのマークアップ作法を論ずる場ではしばしば聞かれるものですが、
と言う定義に則ったマークアップさえしていれば、どのような内容であれ、全く問題はないのです。
<title>雲隠 - 源氏物語第四十一帖</html>