rel 属性(リンク元からのリンク参照先の位置付け)。

HTML 5 に於いて、リンク元からのリンク参照先の位置付けとなる rel 属性 について解説します。

rel 属性の概要。

rel 属性とは、リンク元からのリンク参照先の位置付けです。

HTML 4/XHTML 1 では逆の関係、すなわちリンク先から見たリンク元の位置付けとなる rev 属性もありましたが、HTML 5 では rel 属性のみが定義されております。

rel 属性を持つ要素。

rel 属性は、以下の要素で定義されております。

rel 属性の値。

rel 属性の値は、指定されたトークンのうち一個以上を半角空白で区切ったものです。

主に以下のものがあります。

  • 値は大文字小文字を区別しません。
start
当該文書を含む一連の文書類の中で、一番初めの文書となります。
index
索引文書となります。
toc
目次文書となります。
contents
目次文書となります。
chapter
章の文書となります。
section
節の初めの文書となります。
subsection
小節の初めの文書となります。
appendix
参考文献となります。
alternate
代替文書となります。

などと言った使い方があります。

copyright
著作権に関する文書となります。
glossary
用語集となります。
help
案内文書となります。
next
次の文書となります。
prev
前の文書となります。
previous
前の文書となります。
stylesheet
スタイルシートとなります。
nofollow
(<link>要素では不可)検索エンジンが追跡してはいけないリンク先(信頼出来ない文書など)となります。
canonical
(<link>要素でのみ)配信の都合でURLがまちまちになってしまう場合に、代表となるURLを表します。
author
文書作成者への連絡先となります。

かつて、リンクスなどで機能していた<link rev="made">要素が、rev 属性の廃止で記述出来なくなってしまうため、その代替としても使われます。

この他にもいろいろな値が取れますが、勝手な値を取る事は許されておりません。

値の詳細は、Existing rel Valuesをご覧ください。

注意事項。

従来の rev="made" 属性について。

リンクスでは、文書作成者への連絡用リンクとして、<link rev="made"> 要素を認識するようになっております。

このため、これを記述しないとアナザーHTMLリントに言い掛かりを付けられるから指摘されるので、渋々記述させられるのです積極的に記述する事が求められておりますが、HTML 5 では rev 属性が廃止されるので、この要素をそのまま記述する事は出来ません。

HTML 5 では、代替として、<link rel="author"> 要素を記述する事としております。

私的な rel 属性値について。

HTML 4/XHTML 1では、<head>要素profile 属性を定めており、それにより私的な rel 属性値を定義する事が可能でした。

HTML 5では、<head>要素の profile 属性は廃止されるため、私的な rel 属性値を記述する事が出来なくなりました。

HTML 4/XHTML 1との違い。

HTML 5 に於けるHTML 4/XHTML 1での rel 属性及びrev 属性との相違点は、以下の通りです。

  • rev 属性が廃止されました。
  • HTML 4/XHTML 1で定められていた<head>要素profile 属性が廃止されるため、私的な値を取る事が出来なくなりました。