<base>要素(相対アドレスの基準となるURLの指定)。
- この記事はHTML 5での<base>要素についての解説記事です。
HTML 4/XHTML 1での<base>要素に関する解説記事は、HTML 4/XHTML 1 リファレンス内のHTML 4/XHTML 1での<base>要素をご覧ください。
HTML 5 に於いて、相対アドレスの基準となるURLを指定する<base>要素について解説します。
<base>要素の定義。
- カテゴリ
- 要素が置ける箇所
- <head>要素の子要素として。但し、以下の条件があります。
- <html>要素の内容として、属性でURLを取扱う要素が先行してはいけません。つまり、属性でURLを扱っている<html>要素以外の全ての要素の前に置かなければなりません。
- 一つの文書に<base>要素を二つ以上置いてはいけません。
- 要素の内容モデル
- 空要素につき、内容モデルは無し。
- 要素で定義された属性
- グローバル属性の他、以下の属性が定義されております。
href属性- 基準となる絶対URLを指定します。
target属性- 他の
target属性を定めていない要素に依るリンクでの表示先ウィンドウ, タブ或いはフレーム名または取り扱い方法を表す予約語を指定します。
<base>要素の詳細。
HTML 5 に於ける<base>要素は、従来の HTML 4/XHTML 1 と全く同じです。
例えば、http://www.uso800.uso/site1/index.html で示される文書に以下のように<base>要素が記述されているとします。
<base href="http://www.usodayo.uso/site2/horikita_love.html" />
このとき、この文書の基準URLは、href 属性値として指定された http://www.usodayo.uso/site2/horikita_love.html と言う事になります。
この文書内で、絶対パス、例えば
<form action="/cgi/search.cgi" method="GET">…</form>
と言った記述があった場合、当該フォームからデータを送信すると、送信先URLは
- http://www.usodayo.uso/cgi/search.cgi
と言う事になります。
或いは、相対パス、例えば、
<a href="../site3/yuika_mo_iina.html">…</a>
と言うアンカーがあれば、当該アンカーを指定すると、参照されるURLは、
- http://www.usodayo.uso/site3/yuika_mo_iina.html
となります。
注意事項。
<base>要素の記述箇所について。
<base>要素は、URLを属性で取扱う<html>要素以外のあらゆる要素より前に置く事とされております。
- <html>要素にも、URLを扱う属性として
manifest属性やxmlns属性がありますが、これらの属性は<base>要素の影響を受けないものとされております。
HTML 4/XHTML 1との違い。
HTML 5 に於けるHTML 4/XHTML 1での<base>要素との相違点は、殆どありませんが、強いて言えば target 属性が復活した事で、デフォルトのリンク表示先ウィンドウ或いはタブが指定出来るようになった事でしょう。